衝突前に意識なし? 三叉路を直進して激突

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13日、宮崎県延岡市内で、乗用車が三叉路の交差点を直進し、コンクリート塀に激突するという事故が起きた。運転していた男性は近くの病院に搬送されたが、胸などを強打しており、約1時間後に死亡している。

宮崎県警・延岡署によると、事故が起きたのは13日の午後6時30分ごろ。延岡市古川町付近の三叉路となった市道交差点で、67歳の男性が運転する乗用車が減速せずに直進し、正面にある民家のコンクリート塀に激突した。

この事故でクルマは前部が小破したが、運転していた男性はシートベルトを着用していなかったため、胸部をハンドルに、頭部をフロントガラスに強くぶつけるような状態となった。男性はすぐに近くの病院へ搬送されたが、胸部打撲などが原因で約1時間後に死亡している。

現場は緩やかな下り坂となっているが、現場にブレーキを強く踏んだような形跡がないことや、加速した状態で壁に激突したとみられることから、警察では死亡した男性がアクセルとブレーキを踏み間違えたか、あるいは衝突の直前に意識が失われていた可能性もあるとみて、事故の目撃者探しを進めるとしている。

《石田真一》

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