23日より開催されるパリモーターショーでは、『MINI』(ミニ)の「クーパーS」と「クーパーSコンバーチブル」用の新しいチューンナップキットが、ジョン・クーパー・ワークス・チューニングキットとして公開される。
既存のチューンナップ・キットに、新たに吸入系統の圧力のロスを削減するためのフラップや、新しい燃料噴射装置、エンジン・キャリブレーションなどが追加されたもので、価格は10時間の装着サービスつきで2999ポンド(60万円)。
既存のジョン・クーパー・ワークス・チューニングキットを装着済みのユーザーは、1時間の装着サービス付きで335ポンド(6万7000円)となる。
新型キットを搭載した際の最高出力は154kW(210bhp)/6950rpm、最大トルクは245Nm(4500rpm)、最高速度は230km/h、0-62マイル/h(0-100km/h)加速は6.6秒、50-75マイル/h(80-120km/h)加速は4速で5.4秒、5速で6.7秒。CO2排出量は、207g/km。
このほか、スポーツサスペンション、振動を減らすためのエンジンルーム内の補強、スポーツ・ブレーキシステム、カーボンファイバー製のリアスポイラー、サイドミラー用のカバーなどのオプションやアクセサリーも同時に公開される。