ナンパのクルマが事故を起こして200人が乱闘

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18日深夜、北海道函館市内の函館港に面した公園で、花火見物に訪れていた少年とみられる男が運転するクルマが暴走し、同様に花火見物をしていた若者6人に向かって突っ込む事故が起きた。

クルマは事故後に現場から逃走しており、警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。

北海道警・函館西署によると、事件が起きたのは18日の午後11時55分ごろ。函館市若松町付近の商業施設(函館シーポートプラザ)近くの路上で、花火見物を終えた後に現場で談笑していた若者の集団に向かい、いわゆるハント族とみられる少年4人の乗った乗用車が突っ込んだ。

クルマは暴走状態にあったとみられ、逃げ遅れた少女6人がクルマと橋脚の間に挟まれた。

6人は打撲などの軽傷を負ったが、クルマがその場から逃走を試みたため、これを阻止しようとする若者約20人が包囲。少年をクルマから引きずりだした上で殴る蹴るの暴行を加えた。

少年らは隙を見てその場を離れ、最終的には現場から逃走したが、乱闘騒ぎは収まらず、結果的には200人前後の若者が小競り合いを起こすなど大混乱となった。

現場は「ともえ大橋」と呼ばれる高架橋の真下にあたり、当日の午後9時まで行われた花火大会を見物に訪れていた若者多数がそのまま残っていた。

警察では事故の被害者から事情を聞き、どのような状況下で事故が発生したのかを調べるとともに、逃げた少年らの行方を負っている。

《石田真一》

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