国土地理院は30日、「第6次基本測量計画」を公表した。基本測量とは、国内のすべての測量・地図作成の基礎となるもの。
計画によると、2010年度をメドに全国どこでも誤差10cmレベルで現在位置がわかるような測位手法を開発、2015年度までに主要な屋内・地下空間で実用化する。
具体的には、国土地理院が運用している電子基準点リアルタイムデータを色々なサービスに応用できるようにする。
また、同じく2010年には、国土や街並みの変化を正確な地図データとして1カ月以内に提供できる体制を整える。GPSケータイを使った道案内や、カーナビの地図情報充実などに役立ちそうだ。