盗んだタイヤをネットオークションに出品…余罪もある?

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熊本県警は16日、熊本市内の中古車販売業の男性が所有する倉庫からアルミホイール付きの中古タイヤ4本(時価18万円相当)を盗み出し、インターネットのオークションサイトで転売しようとした男を窃盗容疑で逮捕した。

熊本県警・熊本東署によると、盗難事件が起きたのは今月9日だという。同日の未明、熊本市錦ケ丘付近にある34歳の中古車販売業の男性が管理する倉庫から中古のタイヤとアルミホイール4組が何者かによって盗まれるという被害があった。

盗まれたアルミホイールは中古部品市場でも高値で売買されるものだったことから、被害を受けた男性はインターネットオークションを毎日のようにチェック。該当する商品が出品されていないかどうかを調べていた。

その結果、盗まれたタイヤと同じ部分に傷を持つ商品が出品されていることを発見。男性はこれを11万3000円で落札し、警察に「盗まれたものと同じものがオークションに出品されていた」と連絡。落札後に出品者から送られてきたメールを警察に提供し、警察では書かれていた口座番号などから犯人の男を特定。16日に窃盗容疑で逮捕した。

逮捕されたのは中古車販売業を自称する24歳の男で、インターネットオークションには今回盗まれた商品以外にも多数の自動車部品が出品されており、警察ではこれらの入手経路について男を厳しく追及。盗品が紛れていないかどうかを調べる方針だ。

《石田真一》

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