日本自動車輸入組合が発表した4月の輸入車新車販売台数は、前年同月比0.1%減の1万7722台と微減だった。好調に伸びてきた日本メーカーの海外生産の販売が急ブレーキがかかったため、3カ月ぶりにマイナスとなった。
海外メーカー車は前年同月比横ばいの1万5663台だった。フォルクスワーゲンやメルセデスベンツ、BMWといった主力メーカーは好調だったが、プジョー、ボルボなどの中・下位メーカーが落ち込んだ。
日本メーカーの海外生産車は同0.6%減の2059台と、7カ月ぶりのマイナス。ホンダの『フィットアリア』の販売が落ち込んだのが主因で、これまでもカバーしてきたトヨタの『アベンシス』だけでは落ち込みをカバーしきれなかった。