光岡自動車は、ホンダと車両販売契約を締結したと発表した。契約に基づいてホンダよりベース車を直接供給された、新型セダンの『ヌエラ』を9日から発売する。
光岡は1968年に自動車販売業で創業し、1990年に国産車をベースに外装をオリジナルデザインにモディファイするコーチビルダー事業を開始した。1996年には国土交通省(旧運輸省)から『ZERO1』の認定を受け、少量生産ながら当時12番目の自動車メーカーとなった。
これまではベースの新車を、全てディーラーから一般の大口顧客扱いで購入していたが、今回光岡はホンダと業務提携し、ベースの新車を直接提供を受けることで合意した。
今回発売するヌエラはホンダ『アコード』をベースに開発した。スタート時の生産は月産50台で、その後受注状況に応じて増産を予定している。価格は249万8000−305万円(税引き)。