14万6000個の『レゴ』ブロックで作られたフルサイズ・フェラーリF1マシン……。ドイツ、ニュルンベルクで開催中の玩具フェアで4日、レゴとフェラーリは3年間の協力契約を締結したと発表した。
今後、おもに「レゴ・レーサー」というシリーズ名で、フェラーリF1をモチーフにした大小さまざまな、無動力からラジオコントロールまで、未就学児向けからティーンエイジャー向けまで、あらゆる種類のレーシングカーのレゴ製品がリリースされる。
レゴ社のCEOで社主のケルド・クリスティアンセンは「フェラーリF1を運転するというのは多くの少年の夢だ。それは彼らの父親の夢でもあった。だが彼ら父子の大部分にとって、それは実現されることのない夢だ」と語る。
「レゴ・フェラーリによって父子はフェラーリのF1レースを何度でも再現できる。そしてごくわずかなアジャストメントの差が、世界を大きく変えてしまうことも知るだろう」
フェア会場には、レゴブロックで作られた、最新のフェラーリF1を模したフルサイズレプリカが飾られた。使用したブロックは14万6000個。14人のプロの“マスタービルダー”が800時間を費やし組み立てた。コクピットには生身のレーシングドライバーが座れるし、タイヤは本物のブリヂストンだ。