26歳の市議が別の市議をひき逃げ

自動車 社会 社会

5日午前、兵庫県川西市内の市道で、26歳の川西市会議員が、別の市議をひき逃げするという事件が起きた。警察ではひき逃げ事故を起こした市議を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕している。

兵庫県警・川西署の調べによると、事件が起きたのは5日の午前8時50分ごろだったという。西市中央町付近の三叉路の市道を歩いて横断しようとしていた66歳の同市・市会議員の女性が軽ワゴン車にはねられた。この際、市議は路上に転倒して頭部打撲など全治10日間あまりの軽傷を負ったが、軽ワゴン車はそのまま現場から逃走した。

通報を受けた警察ではひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故発生から15分後の午前9時5分ごろ、被害者の女性と同じく、同市の市会議員である26歳の男が現場に戻り、居合わせた警官に「気が動転して逃げてしまった」とひき逃げ事故を起こしたことを自供したため、業務上過失傷害と道交法違反容疑で緊急逮捕した。

この日は仕事始めの後、市長と市議で新年を祝う会合が予定されており、2人の市議は共に現場から150mほどの場所にある市役所に向かう途中だった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース