マツダ『息吹』のパワーユニットは1.6リットルの直噴4気筒MZRエンジンに、ハイブリッドモーターを組み合わせたもの。低域ではモーターがトルクアシストを行ない、信号待ちではエンジン停止、発進時には自動始動を実現するほか、減速時にはモーターが発電機となりバッテリー充電まで行なう。
ハイブリッドモーターはエンジンのバランス制御も行ない、フライホイールの軽量化を実現した。その結果、「かつてないウルトラレスポンス」とマツダが言うほどのエンジンフィールの良いパワーユニットになったという。出力は現在の目標値で132kw(180PS)/7500回転、トルクは6000回転で180Nmとなっている。
組み合わせるトランスミッションは6速マニュアル。シンクロを強化し、ショートストロークタイプを採用し、スムーズな操作フィールを実現したという。