【パナソニック『HDX730D』緊急取材】詳細440ジャンル検索は継承、最新道路も入ってます

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『HDX730D』と『youナビ(CN-HDX300)』の最大の違いはハード面(インダッシュか、オンダッシュか)に現れているが、ソフト面には違いはないのだろうか。

パナソニック・オートモーティブシステムズ(松下電器産業)でHDX730Dのソフトウェアを担当した先行商品開発グループの荻島亮一さんは「地図は基本的に同一ですが、youナビ発売以降に新設された主要な道路をプラスしています。首都高中央環状線王子線の開通などは開発と平行していましたから大変でした。ランドマークは最新版に合わせています」と説明する。ソフト的なチューンナップが図られているようで、地図のスクロール速度がよりスムーズに動くようになるなど、youナビに比べてレスポンスが良くなっているような気がする。

youナビ自慢の機能だった約440ジャンルの検索機能はそのまま継承されており、こちらも中身は最新データに更新済み。ユーザーが良く使うジャンルを自由に登録できる「お気に入りフォルダ」については、システム設定から階層を深くたどっていく必要があったため、「今回は駅や空港など、一般的なジャンルを最初からいくつか入れてあります。もちろんユーザー自身がそれを編集することが可能です」(荻島さん)。

ハードディスク(HDD)内にMP3規格の音楽ファイルを蓄積する「ミュージックタンク」も継承されているが、ナビを使用していない状態(インダッシュモニターを収納した状態)でも音楽再生を可能とするスイッチが用意されており、こうした機能を制御するソフトが新たに組み入れられている。HDX730Dではナビとオーディオ・ヘッドユニットがライン接続できるようになったため、よりクリアな音でMP3が聞けるようになっている。制御面での工夫が利便性をより高めているのだ。

《石田真一》

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