現代(ヒュンダイ)では、アメリカ国内で1990年代始めから販売した合計130万台の車について、そのエンジン出力を過大に広告していたことを認め、謝罪した。ただし過大表示は意図的に行われたものではなく間違いであった、としている。
また130万台のうち40万台のオーナーに対しては、いくばくかの補償(サービスによるインセンティブ)がなされる。
現代のスポークスマンによると、ミスが起こったのは、排ガス規制のための装置を取り付ける前の数値を、装置を取り付けたために4%ほど下がったにもかかわらずそのまま記載してしまったため。このような事態は1992年モデルに遡って起こっていたという。
補償内容はモデルイヤーによっても異なり、1999年以前のモデルのオーナーに対して提案されているのは5年間の無償のロードサイドアシスタンス。それ以降の新しいモデルに対しては10年間またはマイル無制限の無償のロードサイドアシスタンス、6年間7万2000マイルの車両保証、12年間もしくは12万マイルまでのパワートレイン保証のいずれかが提供される予定。
また2001年と2002年モデルの起亜自動車にも同様の問題があり、現代に準じた謝罪が適用されるという。
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