アメリカではテロ事件以来、ビッグ3を中心に激しいインセンティブ、つまりは値引き競争が繰り広げられてきた。金利0%キャンペーンに始まり、現在は低金利またはキャッシュバッグが主だが、このインセンティブ競争、いつ終わるのか誰にもわからない。
そしてついに、アメリカの2大ベストセラーモデルであるホンダ『アコード』とトヨタ『カムリ』もこのインセンティブの対象となることが発表された。
実は今年に入り、アコード、カムリともに販売台数が昨年より減少。特にアコードは昨年の販売トップの座からすべり落ちている。そこでまずアコードが取ったのは金利を2.9から4.9%に設定し、かつ750ドルのキャッシュバックをする、というキャペーン。
これに対しカムリは今週末にスペシャルとして最低で3.9%金利での販売を打ち出している。
ビッグ3のゼロ金利キャンペーンには追随しなかったトヨタとホンダだが、ここに来て実際の売り上げ減にがくぜんとしている、というのが大方の見方。