モーガンがジュネーブ・モーターショーで発表した新型車『エアロ8』は、一週間もしないうちに初年の生産分を予約完売した。850万円するレトロスタイルのこのスーパーカー(シャシーはGT2レーシングカー同様のアルミ)は、ことしはわずか200台がデリバリーされるだけだ。そしてウェイティングリストは早くも12カ月に達したのだ。
モーガンでは、従来モデルの4年待ちの顧客に迷惑をかけないつもりなので、近い将来、生産設備を増強するのだろう。現在、エアロ8はひとつの生産ラインで従来モデルと混合で流されているが、このシステムはじきに破たんするだろう。とくに来年1月のデトロイト・モーターショーでアメリカ仕様が発表されれば、需要の拡大することは目に見えている。