【株価】トヨタが反落、ブラジル工場で新型HV生産計画も円高に勝てず

トヨタがブラジル工場に投資
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7日の日経平均株価は前日比492円07銭安の3万9598円71銭と続落。買いが先行して始まったが、利益確定の売りに押されマイナス圏へ。引けにかけ売り圧力が強まり、下げ幅を拡大した。

6日のニューヨークダウは75ドル高の3万8661ドルと3日ぶりに反発。前日約500ドル下落したとあって値ごろ感からの買いが先行し、米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言の内容が市場の想定内だったことから買い安心感につながった。

ハイテク株主体の米ナスダック市場も3日ぶりに反発。電気自動車(EV)のテスラはアナリストが目標株価を345ドルから320ドルへ引き下げたことが嫌気され、2.32%安と下落した。

海外メディアが「一部の政府関係者は日銀が3月か4月の金融政策決定会合でマイナス金利を解除することへ容認姿勢を見せている」と報じたことで、外国為替市場で1ドル=148円台へと円高が進行。為替円高を嫌気し、自動車株は全面安となった。


《山口邦夫》

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