トライアンフ タイガー1200、大幅アップデートの2024年モデル発表

・T-Plane三気筒エンジンの改良

・長距離ツーリングの快適性向上

・アクティブ・プリロード・リダクション機能搭載

トライアンフ タイガー1200
  • トライアンフ タイガー1200
  • トライアンフ タイガー1200 GTプロ(カーニバルレッド)
  • トライアンフ タイガー1200 ラリープロ(マットサンドストーム)
  • 1160cc 3気筒エンジンを改良
  • ダンパー付きハンドルバーとライザーをGTプロとラリープロにも導入
  • シートはよりフラットな形状に再設計
  • トライアンフ タイガー1200 ラリープロ(マットサンドストーム)
  • トライアンフ タイガー1200 GTプロ(カーニバルレッド)

トライアンフモーターサイクルズジャパンは2月16日、アドベンチャーツアラー『タイガー1200』シリーズ2024年モデルの新機能と改良点を発表した。

今回のアップデートでは、エンジンの改良、快適性とエルゴノミクスの向上、コーナリング時の最低地上高の改善、アクティブ・プリロード・リダクションによる低速時のシート高のダウン、新色の設定などが行われた。

特徴的な1160cc 3気筒エンジンはクランクシャフト、オルタネーターローター、バランサーを変更し、エンジン慣性を改善。さらにエンジンのキャリブレーションを変更することで、よりスムーズで正確な低回転域でのトルク伝達を実現した。また、クラッチ設計も刷新し、よりスムーズなシフトチェンジを可能とした。

シートはよりフラットで広い形状に再設計し、長距離走行時の疲労を軽減する。シート高は2段階(最大20mm)で調整でき、最低シート高はGTプロで830mm、ラリー プロで855mmとなる。また、アクティブプリロードリダクション機能により、停止する際にシート高を最大20mm下げることもできる。また、クラッチレバーの形状も見直し、長距離走行時の快適性を向上。「GTプロ」と「GTエクスプローラー」はフットペグの位置を引き上げ、コーナリング時のバンク角をより深くとることができる。また、「GTプロ」と「ラリープロ」には、上位モデル「GTエクスプローラー」「ラリー エクスプローラー」で好評だったダンパー付きハンドルバーとライザーを導入し、乗り心地とミラーの視認性を向上させた。

2024年モデルには各モデルに新色が登場する。GTプロとGTエクスプローラーは従来のスノードニアホワイトに加え、カーニバルレッドとサファイアブラックを追加。ラリー プロとラリー エクスプローラーはマットカーキに加え、マットサンドストームとジェットブラックを追加した。

価格はGTプロが243万5000円より、GTエクスプローラーが263万5000円より。ラリープロは259万5000円より、ラリーエクスプローラーが278万5000円より。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集