愛知県小牧市で自動運転バスの実証運行開始

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愛知県小牧市で2月13日、自動運転小型バス『ARMA』の実証運行が始まった。この取り組みは、小牧市が実施する自動運転実証調査事業をBOLDLY(ボードリー)が受託し、2月26日までの期間、市内の公道で行なわれる。

実証調査では、名古屋鉄道小牧線の小牧駅から、国の史跡にも指定されている小牧山までの愛知県道を含むルート(片道1.8km)を、自動運転レベル2で走行する予定だ(平日:往復7便、土日祝日:往復8便)。運行ルートの一部は、名鉄バスおよびあおい交通が運行する路線バスのルートと重なっており、連携してスムーズで安全な運行をめざすという。

BOLDLYは、本実証調査の全体統括を担い、車両の提供や自動走行の設定、運行管理システム「Dispatcher」を提供する。また、遠隔監視業務も行ない、平日は小牧市役所本庁舎、土日祝日は小牧市中央図書館で実施され、その模様は一般公開される。

小牧市は、市民の日常的な移動手段として活用されているこまき巡回バス「こまくる」のサービス水準を維持するため、自動運転に関する情報収集、分析および検討を進めている。愛知県日進市でのARMAの安定運行の経験も参考にしながら、自動運転車両の導入に向けた検証を進めていく。

《レスポンス編集部》

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