トライアンフ「デイトナ」が8年ぶりの復活、価格は108万5000円

・新型「Daytona 660」発表、660cc三気筒エンジン搭載

・パワー17%、トルク9%向上、スポーツサウンドトラック奏でる

・ライダー重視のテクノロジー搭載、3つのライディングモード選択可能

トライアンフ デイトナ660
  • トライアンフ デイトナ660
  • トライアンフ デイトナ660
  • トライアンフ デイトナ660
  • トライアンフ デイトナ660(スノードニアホワイト/サファイアブラック)
  • トライアンフ デイトナ660(サテングラナイト/サテンジェットブラック)
  • トライアンフ デイトナ660(カーニバルレッド/サファイアブラック)
  • トライアンフ デイトナ660 シャーシ
  • トライアンフ デイトナ660 エンジン・トランスミッション

トライアンフモーターサイクルズジャパンは1月9日、新型ミドルウェイトスポーツ『デイトナ660』を発表。正規販売店を通じて予約受注を開始した。価格は108万5000円。入荷は3月末を予定している。

トライアンフは2006年にミドルウェイトスポーツ『デイトナ675』を発売。その個性的なライディングフィールは世界中で高い評価を得ていたが、2016年に排ガス規制などの影響で生産終了。今回、3気筒エンジンを搭載する「デイトナ」が8年ぶりに復活する。

デイトナ660は、2気筒のような低速トルクと扱いやすさ、4気筒のような吹け上がりの良さを兼ね備えた3気筒エンジンを大幅に進化させた。最高出力は『トライデント660』と比べて17%アップの95ps、最大トルクは9%アップの69Nmを発生。スポーティで扱いやすいパフォーマンスを発揮する。また、エキゾーストも一新。トライアンフならではの3気筒サウンドを美しく奏でる。

レース由来のシャシーは、低速での取り回しの良さと高速でのニュートラルで安定したハンドリングを両立。足回りにはショーワ製の41mm倒立ビッグピストンフロントフォークと、プリロード調整式モノショックRSUを搭載し、快適な乗り心地を提供する。ブレーキシステムは、4ピストンラジアルツインキャリパー、310mmの軽量ディスク、メッシュラインの組み合わせで強力な制動力を発揮。ABSはライディングモードに応じて設定が切り替わり、制動力を最適化する。

シート高は810mmとやや高めだが、スリムな車幅とシート形状により良好な足つき性を確保。フットレストは背の高いライダーが乗っても快適性を損なわずに十分なコーナリングクリアランスを確保できる位置に装着している。

ライディングモードは「スポーツ」「ロード」「レイン」の3種類を用意。スロットルレスポンスとトラクションコントロールの設定をコンディションに合わせ最適化し、常に安心感のあるライディングを楽しめる。また、新たに「緊急減速警告機能」も搭載。急ブレーキ時にはハザードランプを自動で点灯させ、周りの車やバイクなどに注意を促す。

外観は、斬新な形状やクリーンな車体のラインによってさらにアグレッシブなデザインとなった。LEDヘッドライトは中央にエアインテークを装備。また、最小限のボディワークが力強いフォルムを強調し、LEDライトの輪郭を際立てる。カラーバリエーションは3色で、どのカラーもレースからインスパイアされた大胆な「660」グラフィックがあしらわれている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集