デンソーの燃料ポンプ不具合で大規模リコール、日本国内380万台が対象

改善箇所。車両は一例
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デンソーは12月13日、自動車メーカー各社から届け出があったデンソー製燃料ポンプを搭載した車両のリコールについて、声明を発表した。2020年3月より日本国内で約380万台のリコール届出が出され、デンソーは車両メーカーと共に対策を実施している。

デンソーによると、リコールの対象となった燃料ポンプの不具合は、燃料ポンプを構成する部品の一つ、インペラが燃料によって変形し、作動不良を引き起こすことが原因と判明した。

不具合原因の継続調査を進める中で、燃料ポンプの作動不良の発生には複雑な条件が絡んでいることが判明した。このためリコール件数が拡大したという。製造から車両への組付けまでの期間や環境の影響、市場での不具合の状況などを考慮し、カーメーカーと連携して対応を進めているという。


《レスポンス編集部》

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