トライアンフ タイガー900 新型発表、エンジン改良で13%パワーアップ

トライアンフ タイガー900新型
  • トライアンフ タイガー900新型
  • ビーク、コックピット、サイドパネルに統一性のあるボディワークを採用
  • トライアンフ タイガー900新型
  • 20リットルの燃料タンク
  • 自動的にハザードランプが点滅する緊急減速警告システム
  • よりフラットで広々となったシート
  • 15mm近くなったハンドルバーポジション
  • プロモデルにはシートヒーターも搭載

トライアンフモーターサイクルズジャパンは10月31日、アドベンチャーツアラー『タイガー900』2024年新型3モデルを発表した。

タイガー900新型は、トライアンフ独自の3気筒エンジンを大幅に改良。エンジンコンポーネントの見直しを行い、旧モデルの95psから13%パワーアップし、108psのピークパワーと90Nmのピークトルクを実現する。また、低回転域での扱いやすさも向上。Tプレーンランクと不等間隔爆発により、高い性能と個性的なサウンドはそのままに、全回転域での性能向上を実現し、燃費も最大9%も改善した。

安全装備では、急ブレーキ時にハザードランプが自動点滅する緊急減速警告システムを新たに搭載。路上での被視認性が格段に向上した。フロントインディケーターに内蔵された新型マーカーライトは、特に夜間や視界不良な環境下で目立つデザインとなっている。また、全モデルにMy Triumphコネクティビティシステムを標準装備。直感的で分かりやすい新型7インチTFTディスプレイから音楽、電話、ターンバイターンナビゲーションへアクセスできる。

人間工学に基づいて改良されたシートは、よりフラットになり、広々となった。全モデルに20mmの調整機能を標準装備するほか、プロモデルにはシートヒーターも搭載。さらにオプションとしてシート高をさらに20mm下げるヒーター付きローライダーシートも用意する。乗り心地もラバーマウントのハンドルバーにより改善。ラリープロではハンドルバーを15mm近くしたことで、着座時の快適性向上とともに、スタンディングポジションでのコントロール性が高まった。スタイリングもよりシャープに改良。ビークからコックピット、サイドパネルへと美しく流れるすっきりとしたデザインとなった。

価格はGTがスノードニアホワイト/サファイアブラック165万5000円、カーニバルレッド/サファイアブラックおよびグラファイト/サファイアブラック168万5000円。GTプロはスノードニアホワイト/サファイアブラックが189万5000円、カーニバルレッド/サファイアブラックおよびグラファイト/サファイアブラックは192万5000円。ラリープロはカーボンブラック/サファイアブラックが197万5000円、アッシュグレー/インテンスオレンジおよびマットカーキグリーン/マットファントムブラックが202万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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