EVでエレベーターを動かす…停電時に給電するシステムを日立ビルシステムが開発

「Hybrid-PCS」とロゴ
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  • V2Xシステム「Hybrid-PCS」のイメージ

日立ビルシステムは、災害などで停電が発生した際、電気自動車(EV)からの給電でエレベーターを継続利用できるようにするV2Xシステムを日本国内で発売した。

システムは、CHAdeMO方式のV2H対応EVの急速充電と、EVから直流電力を取り出し、エレベーターなどのビル設備で使用できる交流電力に変換できる機能を持つ「Hybrid-PCS(パワー・コンディショニング・システム)」に、エレベーターの制御盤と信号をやり取りする「IF(インターフェース)ユニット」を併設する構成となっている。停電でエレベーターが運転を休止した際、「Hybrid-PCS」とEVを接続し、システムを起動することで、EVのバッテリーを電源として運転を再開できる。


《レスポンス編集部》

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