フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)は、2022年1月1日(予定)付けで、アウディジャパン(AJ)を吸収合併すると発表した。
VGJは独フォルクスワーゲン(VW)グループ傘下で、VW AGの日本法人。AJは同じくグループ傘下で、アウディAGのインポーター。現在、VGJの下で輸入販売しているVWおよびベントレー、AJの下で輸入販売されているアウディとランボルギーニの4ブランドを一つの法人の下に再編する。
この動きはVWグループが世界各国で展開している戦略の一環。電動化やデジタル化など、未来のニーズに確実に応えられるよう、グループとしてのシナジーを生かしたビジネスモデルを展開するのが狙いだ。今後、各ブランドにはブランドディレクターが就任し、その指揮の下で活動を行う。
合併後は、VGJのマティアス・シェーパース社長がその職を継続しながら、アウディジャパンのブランド ディレクターとなる。ベントレーモーターズジャパンおよびランボルギーニジャパンは引き続き、それぞれのブランド責任者である牛尾裕幸氏とダビデ・スフレコラ氏が率いる。またVGJのブランドディレクターは、現在VWグループイタリアでVWセールスディレクターを務めているアンドレア・カルカーニ氏が2022年1月1日に就任する予定だ。