トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)は、7月16日から10月17日まで、企画展「トヨタ博物館でSDGsを考える」を開催する。
SDGsは、世界中の広範囲な問題を包括的に解決することで持続可能な社会をつくることを提唱している。今回の企画展では、SDGsとはなにか、17の目標と169のターゲットを、車両3台とともに紹介する。
展示車両
●トヨタ MIRAI(2020年)……カーボンニュートラルの代表的車種。酸素と水素の化学反応によって電気をつくり、きれいな空気と水だけを排出する究極のエコカーだ。
●トヨタ・ヤリス・ハイブリッド(2020年)……非常時に移動する電源としても活用できる電動車(一例)。
●人力車(明治後期)……日本発祥の初期のモビリティで移動の促進や雇用の受け皿でもあり、様々な社会的課題の解決に貢献した。SDGsに対し示唆に富んだ一台。
一般入館料は大人1200円、シルバー(65歳以上)700円、中高生600円、小学生400円。