近年、自動車メーカー各社のOTA(Over The Air:無線通信)に関する取り組みが活発化している。OTAはCASEが進展する自動車にて、極めて重要な機能の一つ。IVI周りの情報系システムや車両制御機能に関連するOTAアップデートのほか、自動運転機能をサブスクリプション型、かつソフトウェアアップグレードでユーザーに提供するといった例もある。今回はそうした各社の取り組み状況を把握しやすくするために、2021年時点における各社のOTA技術・機能の実用化状況を「OTA実用化ロードマップ」として可視化した。