アマゾン、自動運転事業を強化…新興企業のズークスを買収へ

ズークスとアマゾンのロゴ
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アマゾン(Amazon)は6月26日、米国カリフォルニア州の自動運転技術開発企業、ズークス(Zoox)を買収する契約を締結した、と発表した。

ズークスは、2014年にシリコンバレーに設立されたスタートアップ企業だ。自動運転のソフトウェアを手がけており、自動運転EVによるライドシェアリングの実現を目指している。

アマゾンは今回、ズークスを買収する契約を締結したと発表した。アマゾンの傘下に入るズークスだが、今後も独立したビジネスとして、自動運転テクノロジーの開発をリードしていくという。

アマゾンのジェフ・ベゾスCEOは、「ズークスは、世界クラスの自動運転技術を開発するために取り組んでいる。アマゾンと同様に、ズークスはイノベーションとその顧客に情熱を注いでおり、才能あるズークスのチームが将来のビジョンを実現できるよう支援できることをうれしく思う」と述べた。

アマゾンは、AI(人工知能)音声アシスタントの「Alexa(アレクサ)」などを利用した自動車分野へのサービス展開を強化している。アマゾンは、ズークスを買収することにより、自動運転のビジョン実現を支援していく、としている。

《森脇稔》

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