CES 2020開幕前の1月6日に開かれたプレスカンファレンスでは、世界ランク6位の空手選手である國米櫻氏による空手の「型」から始まった。というのも、パナソニックはオリンピックの公式スポンサーを務めており、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックに向けて新たなブランドアンバサダー4名をここで発表したのだ。
続いて、ディズニーパークと提携して『STAR WARS: Galaxy's Edge』をテーマにした『Millennium Falcon: Smugglers Run』と『Rise Of The Resistance』に同社のプロジェクターを提供したことも発表された。この時は、映画『STAR WARS』シリーズに登場するストームトルーパーが会場内の各所に登場し、コミカルな会話で場を盛り上げた。
今回の出展でパナソニックは、スタジアムなどで映像・音響技術による臨場感あふれる空間を提供する「Immersive Experiences」、通信・IoT技術を駆使した自動運転時代の新たなサービスを提案し、環境にやさしく安全・快適なくらしに貢献する「Smart Mobility」、人々のより良いくらしやアップデートを支えるテクノロジーで住む人に寄り添った暮らしを提案する「Intelligent Living Spaces」の3つのエリアで構成した。
また、プレゼンでは車載機器の納入にとどまらず、通信、IoT技術の分野で他社をリードするパナソニックのモビリティサービスを紹介。自動運転時代の新たなプラットフォーマーにつながるサービスを提案した。さらに、V2X(Vehicle toエブリシング)プラットフォームとして「CIRRUS by Panasonic」を活用した米国最大のインテリジェント交通データネットワークシステムを紹介した。さらに、昨年に引き続いて出展したハーレーダビットソンの電動バイク「LiveWire」向けのコネクティッドサービスの事例を紹介した。