ルノーがモビリティサービス統合、新会社を設立…自動運転EVによるカーシェアも計画

ルノーがMoov'In Parisに使用しているEV、ゾエ
  • ルノーがMoov'In Parisに使用しているEV、ゾエ
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ルノーグループ(Renault Group)は10月9日、モビリティサービスを統合した新会社、「ルノーM.A.I.」を設立した、と発表した。

「M.A.I.」とは、モビリティ・アズ・インダストリーを意味する。ルノーグループでモビリティサービスを手がける「ルノー・モビリティ」、「Zityマドリッド」、「Moov'In Paris」などを、ルノーM.A.I.に統合する。

例えば、Moov'In Pariは、EVのみによるカーシェアリングサービスだ。Moov'In Parisでは、欧州の8都市において、コンパクトEVのルノー『ゾエ』を活用したカーシェアリングサービスを行う。現在、およそ5000台のゾエが配備されている。

Moov'In Parisは2019年末までに、2000台のEVを追加し、カーシェアリングサービスを拡大する予定だ。2022年までには、自動運転EVを導入する計画も掲げている。

なお、ルノーM.A.I.の社長は、ルノーグループのティエリー・ボロレCEOが兼務する。ルノーグループは、ルノーM.A.I.が新しいモビリティサービスの開発を加速し、戦略的パートナーシップを構築する、としている。

《森脇稔》

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