カウンタックをオマージュ、史上最速のランボルギーニ『シアン』…フランクフルトモーターショー2019[詳細画像]

ランボルギーニ シアン
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ランボルギーニ『シアン』のミッドシップには、『アヴェンタドールSVJ』用の6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンをチューニングして搭載。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、ランボルギーニの市販車として史上最強の819hpのパワーを引き出す。

電気エネルギーの蓄電には、リチウムイオン電池ではなく、スーパーキャパシタを使用する。『アヴェンタドール』で最初に実用化されたスーパーキャパシタだが、シアンでは10倍の電力を蓄電できる設計とした。高度な回生ブレーキシステムにより、車両がブレーキをかけるたびに、スーパーキャパシタに蓄電。蓄えられたエネルギーは、すぐに利用可能なパワーブーストとなり、ドライバーは130km/h以下の領域において、加速時にトルクを増加させることができる。

外観は、名車『カウンタック』からインスピレーションを得た「ガンディーニライン」を採用。シルエットには、特長的なエアロウィングなどの新機能を導入した。フロントには、2017年に発表されたEVコンセプトカー、『テルツォミッレニオ』用に設計されたY字型ヘッドライトが装備される。

リアには、カウンタックに触発されたテールライトをはじめ、六角形デザインを取り入れている。リアウィングは格納されており、パフォーマンスを向上させるために、走行中にのみポップアップする。

ランボルギーニが創業した1963年にちなんで、限定63台を生産する予定だが、すでに完売している。

《ショーカーライブラリー》

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