新型SUV『CX-30』が発表されたばかりのマツダだが、上海モーターショー2019の会場にその姿はなかった。代わりに(?)展示ブースのメインを飾っていたのが、中国専用SUVである『CX-4』だ。
CX-4は中国専用車として2016年に発表、年間5万台超を生産しているという。人気車種と言って良いだろう。改めてボディサイズを確認すると、全長4633×全幅1840×全高1535mm、ホイールベース2700mmとある。SUVとしては全長が長く、そして低い。『CX-5』よりも長く、『CX-3』よりも低いと言えばわかりやすいか。
では、3月に発表されたCX-30に近いサイズと思いきや、CX-30は全長4395mm×全幅1795mm×全高1540mm、ホイールベース2655mmとこちらが比較的コンパクトであることがわかる。
一方で、日本でも間も無く発表予定の新型『マツダ3』はというと、全長4459mm×全幅1797mm×全高1440mm、ホイールベース2725mm。こちらの方がCX-4により近い。グローバル・ファミリーカーの最適サイズがこのあたりにあるということだろう。