デンマークのZENVOオートモーティブは3月6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018において、新型ハイパーカー『TSR-S』を発表した。
ZENVOオートモーティブは、デンマーク・コペンハーゲンに本拠を置く新興自動車メーカー。デンマーク初のスーパーカーとして2007年、『ST1』を初公開した。前回のジュネーブモーターショー2017では、『TS1 GT』をワールドプレミア。同社の最初のスーパーカー、ST1の誕生10周年を記念したワンオフモデル。ミッドシップに搭載される5.8リットルV型8気筒スーパーチャージャーは、最大出力1163hpを引き出す。
ZENVOオートモーティブは、ジュネーブモーターショー2018において、TSR-Sを初公開。車名の「TS」は、ツイン・スーパーチャージャーを意味。TS1 GT、サーキット専用の『TSR』に続いて、TSの名前が冠された。
TSR-Sでは、5.8リットルV型8気筒スーパーチャージャーエンジンをチューニング。最大出力は1177hpへ引き上げられた。最大トルクは112kgm以上。トランスミッションはパドルシフトの7速を組み合わせる。
新開発の大型リアウィングなどにより、エアロダイナミクス性能を向上。TSR-Sの動力性能は、0-100km/h加速が2.8秒、0-200km/h加速が6.8秒。最高速は325km/h(リミッター作動)と公表されている。