コンチネンタルは2月5日、エヌビディア(NVIDIA)と提携し、「NVIDIA DRIVE」プラットフォームに基づいた人工知能(AI)自動運転システムを共同開発すると発表した。
今回の提携により、レベル2の部分的な自動運転から、ステアリングホイールやペダルがないレベル5の完全自動運転まで、AIコンピュータシステムの生産が可能になるという。
コンチネンタルとエヌビディアは、高速道路での車両周辺360度の認識、自動での車線変更や合流など、高度に自動化された運転機能を共同開発していく。
コンチネンタルの自動運転システムの頭脳として、「NVIDIA DRIVE Xavier」は大量のデータを素早く処理する。車両の周囲を検知し環境を理解、HDマップ上で車両をローカライズし、他の物体の挙動と位置を予測し、車両ダイナミクスと安全な走行ルートを計算する。
コンチネンタルは、自社のセンサーとNVIDIA DRIVE AIカーコンピュータをベースにした自動運転システムを、2021年に市場に導入する、としている。