スズキは9月28日、軽トールワゴン『パレット』などの電動パワーステアリングに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのはスズキ『パレット』、日産『ルークス』、マツダ『フレアワゴン』の3車種で、2008年1月9日~2013年2月26日に製造された51万9651台。
電動パワーステアリングのコントローラに接続される電気配線の固定方法が不適切なため、走行時の振動等によりコントローラと電気配線のコネクタ部の端子が摩耗して、導通不良に至ることがある。そのため、警告灯が点灯するとともにパワーステアリングのアシスト機能が停止し、ステアリングが重たくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、電動パワーステアリングコントローラを新品に交換するとともに、ブラケットを追加して、電気配線をクランプでブラケットに固定する。
不具合は214件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。