【F1】フェラーリ、2018年のキミ・ライコネン残留を発表

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ライコネン(F1カナダGP)
  • ライコネン(F1カナダGP)
  • ライコネン(F1オーストリアGP)
  • ライコネン(F1モナコGP)

22日、フェラーリは2018年シーズンもキミ・ライコネンが自陣に留まり、引き続きF1世界選手権を戦うことを発表した。ライコネンのフェラーリ在籍は5季連続、通算8季目となる。

今年10月で38歳になるベテラン、フィンランド出身のキミ・ライコネンは2001年にザウバーからF1デビュー。翌年マクラーレンに移籍し、03年に初優勝。07年にフェラーリへ移り、その年、自身初のチャンピオンに輝いた。

09年限りで一時F1を離れ、WRC(世界ラリー選手権)を主戦場とするなどしていたが、12年に当時のロータス(現ルノー)からF1復帰。同年アブダビGPと翌13年オーストラリアGPで勝利し、F1通算優勝回数を20の大台に乗せた。

14年にフェラーリ再加入。以後、今季第11戦までは勝利がないが、今季は自身9年ぶりのポールポジションを獲得するなどしている。

若い頃から日本での人気も高いライコネン。05年には鈴鹿で天候による不運での予選17位から、最終ラップ逆転優勝という歴史に残るドラマを演じたりもしている。ただ年齢面と、今回の発表が当面18年に限定された契約延長(19年以降のオプション等には言及なし)であることを考慮すると、来季がフェラーリでの(あるいはF1での)ラストイヤーになる可能性も考えられるところではある。

今季のF1は今週末、27日決勝のベルギーGPからサマーブレイク明けの後半戦がスタート。鈴鹿サーキットでの日本GPは10月8日決勝の日程で開催される。
マクラーレンは23日、今季からフル参戦を開始しているストフェル・バンドーンを2018年シーズンも…

《遠藤俊幸》

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