【SUPER GT】ジェンソン・バトン、8月の鈴鹿1000km参戦が決定…可夢偉とも“対決”

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昨年のホンダ・レーシング・サンクス・デーでGT500クラスのNSXをドライブしたバトン、ついにレース参戦が決定した。
  • 昨年のホンダ・レーシング・サンクス・デーでGT500クラスのNSXをドライブしたバトン、ついにレース参戦が決定した。
  • バトンが加わることになる、#16 MOTUL MUGEN NSX-GT(写真は今季第3戦)。
  • 昨年のホンダ・レーシング・サンクス・デーでGT500クラスのNSXをドライブしたバトン(当時の#15に搭乗)。
  • 昨年のホンダ・レーシング・サンクス・デーでGT500クラスのNSXをドライブしたバトン(当時の#15に搭乗)。
  • 昨年のホンダ・レーシング・サンクス・デーでGT500クラスのNSXをドライブしたバトン(当時の#15に搭乗)。
  • 日本でのバトン人気は非常に高い(昨年のホンダ・レーシング・サンクス・デー)。
  • 今年のバトンのレース実戦参戦は、現時点でF1モナコGPのみ。
  • 今年のモナコGP参戦時のバトン。

2日、2009年F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンが今年のSUPER GT第6戦「鈴鹿1000km」(8月26~27日)にホンダNSXで参戦することが決まった。同レースには小林可夢偉もレクサス陣営からスポット参戦が決まっており、より一層の話題性を伴うこととなった。

ホンダからの発表によれば、バトンはGT500クラスを戦うNSX-GT勢の一角「TEAM MUGEN」に加わり、カーナンバー16のNSX-GTをレギュラー参戦選手の武藤英紀、中嶋大祐とのトリオでドライブする(#16 の使用タイヤはヨコハマ)。

ジェンソン・バトンのコメント
「昨年12月のHonda Racing THANKS DAY(もてぎ)でNSX CONCEPT-GT(昨季までのGT500マシン)をドライブし、実際のレースにも興味がわきました。ホンダと一緒に話し合った結果、鈴鹿1000kmに出場できることになり、とても嬉しく思います。F1ドライバー、そしてTEAM MUGENの一員として貢献し、勝利を目指したいと思います。日本のファンのみなさんの前で再びレースができることを本当に楽しみにしています」

2009年F1王者のバトンは英国出身の37歳。2015~16年にマクラーレン・ホンダのレギュラードライバーを務めた後、今季も同チームの契約下にはあるが、F1のレギュラーシートからは去っていた(先日のモナコGPには、インディ500に出場したF.アロンソの代走として出場)。

今年の鈴鹿1000kmには小林可夢偉もレクサスLC500(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH=#19)でやはりスポット参戦する。F1時代以来の対決再現となり、しかも両者ともヨコハマタイヤで走るという通好みの焦点も生まれた格好だ(SUPER GTは複数のドライバーが1台のマシンを交代でドライブするため、両者がコース上で実際の対決をするかどうかは状況次第)。

夏の風物詩・鈴鹿1000kmは来年から単独イベントの10時間レースにリニューアルされるため、1000kmとしての、そしてSUPER GTのシリーズ戦としての開催は今年が最後(来季のSUPER GT鈴鹿戦は10時間レースとは別に開催予定)。そこに大きなトピックが加わることとなった。

なお、バトンは6月6~7日に鈴鹿サーキットで行なわれるタイヤメーカーテストにも参加する。両日はサーキット入園料金(大人1700円)で観戦可能、鈴鹿1000kmの前売観戦券等持参なら入場無料となっている。

《遠藤俊幸》

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