気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2017年4月28日付
●東芝メモリ売却、米ファンド基軸案浮上、革新機構やWDと連合(読売・10面)
●景気9年ぶり「拡大」日銀成長見通し上方修正(読売・11面)
●教えて、高齢ドライバー、免許返納後の生活不安どこで相談する?「(朝日・7面)
●タカタ再建、法的整理視野、車メーカーが最終調整(朝日・8面)
●車の外資規制緩和へ、中国、先端技術導入狙う(朝日・8面)
●自動車世界生産7社が過去最高、16年度(朝日・8面)
●さあGW渋滞対策は、複数ルートで柔軟に、早めに休憩体動かして(朝日・29面)
●トヨタ最高1025万台、16年度世界販売、VWには届かず(毎日・7面)
●ユナイテッド補償金、席譲ったら$10.000(産経・10面)
●マルチ・スズキ最高益、前期SUVや小型車好調(日経・13面)
●ホンダと京大AI共同研究(日経・16面)
ひとくちコメント
ゴールデンウイーク(GW)が始まる。なかには9連休という会社もあるそうだが、マイカーで行楽地などに出かける際に気になるのは道路の渋滞だ。NEXCO中日本によると、GW中の高速道路では下り線が5月3~4日、上りは3日に渋滞のピークになるという予測もある。つまり、後半の5月3日からの5連休に交通量が増えるとみられている。
そこで、渋滞のストレスを避け、ドライブを楽しむにはどうしたらいいのか。きょうの朝日が「渋滞対策」のポイントを専門家に聞いたことをまとめて「生活面」で取り上げている。
それによると、専門家は「事前の下調べが大切」として「目的地までのルートの候補を複数選べるカーナビを上手に生かすことが回避のポイント」と指摘。事前のチェックには、NEXCO東日本がスマホ用に無料で提供している「ドラぷらアプリ」などがおすすめという。
さらに、「ドライバーの心がけも大切」という。ドライバーが速度回復を意識し、適度な車間距離をとって余計なブレーキを避ければ、渋滞緩和につながるという。
また、長時間運転での体調管理にも気を付けたい。その注意点としては、朝日によると、サービスエリアなどでは積極的に車外に出て歩く。車内ではかかと、つま先、ひざなどをこまめに動かす。水分補給は水や薄いお茶がおすすめ。コーヒーなど利尿作用があるカフェイン入り飲料は避ける、などとしている。
この記事には触れられていないが、個人的には渋滞で長時間ノロノロ運転をしていると、最もつらいのは睡魔に襲われることだろう。その際は刺激のあるガムをかんだり、ウインドウを下げて外気を吹き込むようにしているが、助手席や後部座席の同乗者も居眠りしないで、ドライバーに話しかける気遣いも大切だろう。