8月29日~9月2日の6日間の日程で開催される、ISDE(インターナショナル・シックスデイズ・エンデューロ)に、7年ぶりに日本代表チームが参戦を表明。同レースは、エンデューロのオリンピックと評され、1913年から100年以上続く伝統あるもの。日本代表は、2006年のニュージーランド大会ではじめて参加し、2010年を最後に資金難などを背景として参戦をとりやめてきたが、このたび2021年までの5カ年計画で参戦活動を再開する。取りまとめをおこなうJECPROの中西氏は「長年、夢を見てきた再開が現実の物となってうれしい。世界の壁は厚いが、再開1年目で多くの経験を得て、今後の日本の競技と、日本代表チームに活かせれば」と語る。今年はフランスの地方都市ブライブでの開催。メンバーは以下の通り。鈴木健二YAMAHA 車種未定 E1クラス2016年全日本ランキング1位内山裕太郎YAMAHA 車種未定 E2クラス2016年全日本ランキング2位前橋孝洋車種未定 E1クラス2016年全日本ランキング3位滑川勝之KTM 500EXC-F E3クラス2016年全日本ランキング6位監督平地直樹メカニック中嶋宏明平田雅宏ライダーのうち、鈴木健二は日本のエンデューロシーンを牽引してきた立役者であり、内山裕太郎はベテラン。どちらも複数のISDE参戦経験があり、第一次ワールドトロフィ派遣でも複数回の派遣経験を持つ。また、どちらも全日本選手権のタイトル経験者だ。前橋孝洋は21歳の若手ライダーで、ISDEの参戦は初めて。滑川勝之も ISDE経験のあるベテランライダーだ。