燃料電池車として2016年に登場したホンダ『クラリティ』に、プラグインハイブリッドと電気自動車が設定される。12日に開幕したニューヨークモーターショーでホンダは、『クラリティPHV』と『クラリティ・エレクトリック』を初公開。今回は、約67km(42マイル)をEV走行可能なクラリティPHVを多数の写真とともに紹介する。ホンダは今後4年間で電動化車両の販売を5倍にすると計画しており、クラリティの多パワートレイン化もその一環。同期間のクラリティの北米販売台数を7万5000台と標榜。電動車ならではの“ファントゥドライブ”、広々とした5人乗りセダンの快適性、高級感あるパッケージングを武器に市場のニーズに応えるとしている。クラリティPHVは、燃料電池車のクラリティ・フューエルセルをベースに、パワートレインを1.5リットル4気筒ガソリンエンジンと17kWhのバッテリー、181馬力のモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムに置き換えた。外装の差別化はおこなわれていない。満充電の状態で約67km(42マイル)をEV走行可能、ガソリンエンジンで発電することで最大約531km(330マイル)を航続可能。「ノーマル」「Econ」「スポーツ」の3つの走行モードの選択が可能で、さらにバッテリーの充電状態を維持することができる「HVモード」を組み合わせることで効率的な走行が可能だとしている。クラリティPHVは、クラリティシリーズの主力モデルに位置づけられ、北米では標準仕様と「ツーリング」グレードが設定されるという。2017年中に北米での販売が開始されるが、日本での販売計画については未公表。
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