ボルボ・カー・ジャパンは3月30日、『V40』などのエアバッグユニットに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『S60』『V60』『XC60』『V60クロスカントリー』『XC90』『V40』『V40クロスカントリー』の7車種で、2016年10月27日から2017年1月7日に輸入された409台。
エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、製造管理が不適切なため、点火剤が設計通り調合されていないものがある。そのため、衝突時にエアバッグが展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。
改善措置として、運転席/助手席のエアバッグまたはシートエアバッグユニットを良品と交換する。
不具合および事故は発生していない。本国メーカーからの情報により発見した。