英国のスポーツカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは3月1日、ジュネーブモーターショー2017でのワールドプレミアに先駆けて、新型スーパーカーの車載インフォテインメントシステムを先行公開した。
この新型スーパーカーには、ドライバー向けインターフェースとして、革新的なインフォメーションディスプレイを初採用。折りたたみ式ドライバー用ディスプレイと、キャビン中央のインフォテイメントタッチスクリーンという2つの独立した高解像度スクリーンを装備する。
中でも、折りたたみ式ドライバー用ディスプレイでは、表示される情報と物理的な位置の両方を選択できるのが特徴。ドアロックを解除した際には、折りたたみ式ドライバー用ディスプレイは、フルモードに初期設定されており、縦型のTFTスクリーンにさまざまな情報を表示する。
スリムディスプレイモードでは、ドライバー用のディスプレイが下がり、重要な情報のみを簡潔なかたちで表示。マクラーレンは、「この機能は、できるだけ運転に集中したいドライバーに最適。サーキットでの走行中、あるいは視覚的な情報をできるだけ少なくしたいときに効果的」と説明している。