富士重工、4月に組織改正…IT戦略本部を新設

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スバル本社(エビススバルビル)
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スバルブランドを擁する富士重工業は2月28日、4月1日付で組織改正を行うと発表した。

今回の組織改正で注目できるのは、「IT戦略本部」の新設。情報化技術の進化や活用が加速・拡大しており、ITを活用したビジネスプロセスの改革改善、自動車ビジネスにおけるデジタル分野の企画開発にさらに注力していくのが狙い。本部組織化して、対応を強める。

また、「経営管理本部」を新設。会社経営規模の拡大に伴い、経営全般に係るグローバルでの経営管理、事業監視の重要性が高まっている。そのため本部組織化し、関連する部門間の連携を強めることにより機能強化を図り、対応を加速する。

さらに、「CSR環境部」も新設。CSRや環境分野について、社会の要請が強まるとともに、経営上での重要性も増しているため、総務部を分割。CSR環境部を新設し、経営管理本部に帰属させる。

「購買本部」は「調達本部」へ名称を変更する。これは、将来必要とされる技術やリソースに対し、サプライヤーが有する技術力、人材・開発リソースを的確に見極め、技術部門との連携を強めながら、技術力や開発リソースを含めた戦略的調達を行うのが目的としている。

《森脇稔》

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