三菱電機は2月28日、姫路製作所広畑工場に新棟を建設し、自動車機器事業の拡大を図ると発表した。
近年、自動車市場では地球環境保護(CO2 排出量削減)の観点から電動車両の普及が急加速している。今回、姫路製作所広畑工場内の建屋を増築し、需要が拡大しているモータージェネレーターやHEV・EV用インバーターなどの自動車機器の生産体制を強化。パワーエレクトロニクスや車載制御、モーター巻線の独自技術を強みとする製品を開発・生産し、自動車機器事業の拡大を目指す。
投資金額は約70億円で、稼働開始は2018年5月を予定している。