ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFは2月中旬、「スタートアップ・アウトバーン」に参加すると発表した。
スタートアップ・アウトバーンは、ドイツの起業家支援プログラムの名称。ハードウェアとソフトウェアの間の接点として、モビリティの分野におけるインテリジェントなソリューションを提供するハード技術の起業家を見つけて、支援することに重点を置く。
例えば、テルアビブの起業家が、車のフロントウインドウを広告スペースにするガラス投影テクノロジーの一種を開発。またある起業家は、ドライバーに空き駐車場を示して誘導するアプリを作成した。電子パーキングチケットは、紙のチケットを必要とせず、ドライバーは月末に請求書を受け取るというシステム。
ZFのMamatha Chamarthiチーフデジタルオフィサーは、「この協力を通じて、ZFはモビリティの分野における若く革新的な起業家との距離を縮めていく」と語っている。