F1世界選手権に参戦するマクラーレン・ホンダは24日、2017年のマシン『MCL32』を発表。昨年とは打って変わり、オレンジがメインのカラーリングをお披露目した。
今年もホンダのパワーユニットを搭載するマクラーレン。1980年代から続いてきたマシン呼称『MP4シリーズ』を昨年いっぱいで終了し、今年は『MCL32』に変更。カラーリングもマクラーレンのチームカラーであるオレンジがメインとなったデザインに一新された。
またマシンの各部形状を見てもフロントノーズやサイドポッド付近は他チームでは見られない独創的なデザインになっている。
昨年は何度か入賞するレースは見せるものの表彰台の獲得はできなかったマクラーレン・ホンダ。今年は2015年のGP2チャンピオンで昨年はスーパーフォーミュラでも活躍したストフェル・バンドーンが加入。冷静なレース運びと、初めての環境でもすぐに順応していく能力には評判があり、フル参戦1年目もいきなり好結果を出すのではないかと期待されている。
またフェルナンド・アロンソはマクラーレン・ホンダに入って3年目。そろそろ良い結果が欲しいところだ。
2015年のF1復帰から早3シーズン目を迎えることになったホンダ。今まで以上に真価が問われる1年となりそうだ。