自律型ドローン、移動中のトラックから発着して荷物を配送するテストに成功[動画]

自動車 ビジネス 企業動向
自律型ドローンを使用した配送テストを実施
  • 自律型ドローンを使用した配送テストを実施
  • 自律型ドローン、移動中のトラックから発着して荷物を配送するテストに成功[動画]
  • 自律型ドローン、移動中のトラックから発着して荷物を配送するテストに成功[動画]
  • 自律型ドローン、移動中のトラックから発着して荷物を配送するテストに成功[動画]
  • 自律型ドローン、移動中のトラックから発着して荷物を配送するテストに成功[動画]
  • 自律型ドローン、移動中のトラックから発着して荷物を配送するテストに成功[動画]
  • 自律型ドローン、移動中のトラックから発着して荷物を配送するテストに成功[動画]
  • 米国フロリダ州で実施された配送テストで電動UPSトラックから離陸したドローン

国際総合物流のUPSは、UPSの集配トラックの屋根部分から離陸したドローンが貨物を自動で住宅に配達し、その後、他の貨物の配達のために移動中のトラックに戻るというテストに成功したと発表した。

テストは、現地時間2月20日に米国フロリダ州タンパ市で実施。テストで使用された電動UPSトラックとドローンは、米国オハイオ州を拠点とするバッテリー電動式トラックとドローンの開発会社であるワークホース・グループが製造した。

UPSでは、世界で毎日約10万2000人のドライバーが配達している。地方の配達ルートは、個々の配達に必要な時間と車両費用のため、最もコスト効率が悪い。今回のテストでは、ドローンが1件の配達を行う一方で、ドライバーはそのままルートを進み、別の配達を行った。UPSでは、ドローンが将来的にこうした役割を担うようになると想定する。

今回のテストでは、ワークホース製の電気/ハイブリッド配送トラックに搭載された高効率オクトコプター配達ドローン「ワークホース ホースフライ UAV デリバリーシステム」を使用した。このドローンは、集配トラックの屋根部分に搭載され、ドローンの下部に設置されたケージ(かご)が屋根のハッチを通じてトラック内部にぶら下がっている。車内のドライバーがケージに貨物を入れ、タッチスクリーンのボタンを押すとドローンが離陸し、あらかじめ設定された住所まで、自律ルートで向かう。バッテリー駆動ドローンは、屋根にドッキングされている間充電され、1回の充電で30分間の飛行、最大約4.5kgの貨物輸送が可能。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集