スズキのニューモデル『GSX250R』。その発表会でチーフエンジニアの福留武志氏は次のように説明した。
「コンセプトは街乗りにおける日常的な扱いやすさを持つ、スタイリッシュなスタンダードスポーツバイクとしています」
「初心者のお客様をターゲットとしまして、いちばん使用するであろう発進から90km/hあたりまでの速度域で、いかに扱いやすいとと感じていただけるかをテーマとしまして、それを実現するために低速域のトルクをタップリ出したエンジンにしました」
「そして、それをひと目見て格好いいと思っていただける、スズキのスポーツモデルをイメージした外観でパッケージした、めちゃくちゃ格好いいバイクをつくっていこうとしました」
「スタイリングというのは、そのバイクに初めて接したときの掴みの部分だと思います。お客様に乗ってみたいと思っていただけるように、スタイリングで訴求するのは、非常に重要だと考えています」
「乗れば、いいバイクですというだけでは、説得力が充分ではないのだと思います。そもそもカッコよくなければ、乗ってみたいとは思わないのがライダーの性なんじゃないかと思います」
「まずひと目見て、めっちゃ格好いい、乗ってみたいと思っていただき、乗ってみれば、おっ、なかなかいいじゃん! と、しっかり楽しめるパフォーマンスを持っていることが、GSX250Rの開発の大きなテーマでした」
「フロントとリアのデザインには、スズキが誇るスーパースポーツバイクの最新のアイコンを採り入れました。フロントは1灯のヘッドライトを中心に、左右にエアインテーク形状を配しまして、その上方左右に特徴的な意匠の面発光のLEDポジションランプを配しております」
「リアも面発光のLEDとしまして、意匠をスーパースポーツバイクと共通のイメージにしています」
GSX250Rは4月に発売される。