英国のスポーツカーメーカー、マクラーレンオートモーティブが3月、ジュネーブモーターショー2017で初公開する新型スーパーカー。同車の優れた動力性能の一部スペックが公表された。
これは2月中旬、マクラーレンオートモーティブが明らかにしたもの。「新型スーパーカーの0‐200km/h加速は7.8秒。停止から1/4マイルまでの加速は10.3秒」と発表している。
この優れた性能を生み出すのが、新開発の「M840T」型4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジン。超低慣性のツインスクロールターボチャージャーを採用。マクラーレンによると、ターボラグが短縮され、スロットルのレスポンスが向上しているという。
また、新型V8エンジンの上部には、「McLaren Speedmark」ロゴが装着され、鋳造アルミニウム製のエアインテークプレナムなど、特別な演出が施される。さらに、車両をアンロックした際には、エンジンベイがイルミネーションで照らされる演出も。
マクラーレン・スーパーシリーズのハイドン・ベイカー車両ライン担当ディレクターは、「スーパーカーとしては例外的な加速を実現。パワー、トルク、スロットルのレスポンスがすべて大幅に向上しており、さらに、燃費とCO2の排出量もかなり改善されている」と、自信を示している。