グッドイヤー、自社株買い戻し計画を拡大…総額21億ドルへ

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グッドイヤーのリチャード・J・クレーマー会長兼CEO
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米国のタイヤ製造大手、グッドイヤー・タイヤ&ラバー(以下、グッドイヤー)は2月8日、自社株買い戻し計画を拡大すると発表した。

今回の発表は、グッドイヤー役員会が2020年までの目標・資本配分計画を確認。そのうえで、自社株買い戻し額10億ドルを上積みすることを承認したもの。これにより、自社株買い戻しの総額は21億ドルに達する。

グッドイヤーは2016年12月1日、四半期分の配当として1株当たり10セントを支払い。役員会は2017年2月1日時点の登録株主に対して、2017年3月1日に四半期分の配当を1株当たり10セント支払うことを発表した。

以前に発表した11億ドルの自社株買いプログラムの一環として、グッドイヤーは2016年度第4四半期中に普通株980万株を3億ドルで買い戻し。2016年度通期について、グッドイヤーは1670万株を5億ドルで買い戻した。2014年以来、このプログラムを通じて3120万株が9億1300万ドルで買い戻されている。

グッドイヤーのリチャード・J・クレーマー会長兼CEOは、「自信をもって、市場の主なセグメントで収益力ある成長を目指した戦略を継続する。そして、2020年までを見据えた目標の達成も確信している」と述べている。

《森脇稔》

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