米国のタイヤ製造大手、グッドイヤー・タイヤ&ラバー(以下、グッドイヤー)は2月8日、2016年通期(1~12月)の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は152億ドル(約1兆7218億円)。前年の165億ドルに対して、8%の減収となった。これは、ベネズエラ子会社の非連結化や為替相場の影響による部分が大きい。
また、2016年通期の調整済み純利益は、11億ドル(約1246億円)。前年の9億0600万ドルに対して、およそ21%の増益となっている。
2016年の年間タイヤ販売は、1億6610万本。前年比は横ばいだった。交換用タイヤの出荷は、前年比2%増。新車装着用タイヤの自動車メーカーへの納入は、前年に対して4%減った。
グッドイヤーのリチャード・J・クレーマー会長兼CEOは、「グッドイヤーはグローバル全体で2016年度、堅調に純利益をあげ、コア営業利益も過去最高を達成した」と語っている。