14日午前7時20分ごろ、広島県東広島市内の山陽自動車道下り線を走行していた路線高速バスから出火する事故が起きた。乗客乗員16人に人的な被害は無かったが、車両は全焼している。
広島県警・高速隊によると、現場は東広島市志和町付近で片側2車線の直線区間。路線高速バス(尾道発/広島バスセンター行き)が走行していたところ、前輪付近から発煙しているのを乗客が発見。知らせを受けた運転士がバスを路肩に停車させた直後、左側の前輪後部から出火した。
通報を受けた地元消防が消火を行ったが、車両は約1時間30分で全焼した。バスの乗客15人と、57歳の運転士にケガはなかった。
出火場所の近くには空調用のサブエンジンがあり、警察では車両の検証など事故発生の経緯を詳しく調べている。