インド自動車大手のタタモーターズは2月14日、2016年度(2016年4月~2017年3月)の10~12月期決算を明らかにした。
同社の発表によると、傘下のジャガー・ランドローバーを含めた売上高は、6748億4000万ルピー(約1兆1472億円)。前年同期の7056億7000万ルピーに対して、4.4%の減少。
また、10-12月期の純利益は、11億2000万ルピー(約19億円)。前年同期の295億3000万ルピーに対して、96%の大幅な減益となった。
大幅な減益となった要因は、インド国内事業の不振。高額紙幣廃止の影響を受けて、現金決済が多い商用車に対する需要が低迷している。